ちょっと遅めの夏休みを取って、福井県まで旅行に行ってきました。
1日目は、福井県立恐竜博物館。2日目は、芝政ワールドへ行きました。
宿泊したのは、湯快リゾートの矢田屋松濤園(やたやしょうとうえん)です。
恐竜博物館も、芝政ワールドも、子供たち大はしゃぎ。
矢田屋松濤園と合わせて、3回にわけて旅行の様子をレポートします!
まずは、福井県立恐竜博物館から!
写真たっぷりでレポートします。
なお、この記事は2017年9月初旬の旅行をもとに書いています。
施設の最新情報は、以下で確認してください。
福井県立恐竜博物館のアクセスと駐車場
旅行の第1日目。
車で福井県立恐竜博物館へ行ってきました。
北陸自動車道から中部縦貫自動車道を通って勝山ICへ。
勝山ICからは6km。車で15分ぐらいです。
恐竜博物館の周りは、田園が広がるのどかな雰囲気。
そんな景色に似つかわしくない、ひときわ目立つ銀色の巨大ドームが!
そう!あれが、恐竜博物館なのです。
到着ぅ~。
恐竜博物館前の巨大な恐竜のオブジェが目立ちます。
恐竜に関する施設は、ざっくり4つにわかれています。
- 恐竜博物館
- どきどき恐竜発掘ランド
- かつやまディノパーク
- ティラノサウルス広場
↓こんな感じの地図が「かつやま恐竜の森」のサイトでダウンロードできます。
見てもらうと、施設の配置がわかりやすいです。
画像:かつやま恐竜の森
駐車場は複数あって、合計1500台ぐらい停められるらしいです。
4つの施設は、ちょっと離れています。
できれば、行きたいところの近くの駐車場に停めた方がラクです。
公共交通機関なら、えちぜん鉄道勝山永平寺線福井駅から勝山駅まで1時間ぐらい。
勝山駅から直通バス、またはコミュニティバスで15分ぐらいです。
恐竜博物館の展示が凄すぎて最低3時間は要るレベル
さて、まずは本命の恐竜博物館へ。
銀色の卵の中が凄かったです・・・。
建物の断面図が、公式サイトに載ってるので見てください!
恐竜博物館は地下1階から3階と、銀色の卵(恐竜ホール)で構成されています。
断面図:恐竜博物館「施設の概要」
まずは、エスカレーターで地下1階(順路のスタート)へ。
ベビーカーや車いすの方は、少し奥にあるエレベーターを使って降ります。
さっそく、動くティラノサウルスがお出迎えですよ!
テンション上がります。(^O^)/
中は、3つのゾーンにわかれていて広いです。
- 恐竜の世界ゾーン
- 地球の化学ゾーン
- 生命の歴史ゾーン
それぞれ、順番にちょっとずつ紹介しますね。
恐竜の世界ゾーン
子供が一番興味しんしんで見てたのは、恐竜の世界ゾーンです。
このゾーンは、先述のティラノサウルスのお出迎えで始まります。
圧巻なのは、恐竜の全身骨格!全部で44体(うち実物9体)も見られました。
動くジオラマも凄いですよ!
なんせリアルな恐竜のジオラマですから、迫力が半端ない!笑
↓館でもらったパンフレットからの抜粋です。
地球の化学ゾーン
地球の化学ゾーンでは、地質学的な展示が見られます。
とくに、石がたくさん!
暗闇で光る鉱石や、誕生石なんか見てておもしろいです。
子供より、大人が楽しめるゾーンですね。
福井県で発見された恐竜化石の説明もありました。
今のところ、5体見つかっているらしいですよ。
こちらも、パンフレットからの抜粋を載せておきます。
生命の歴史ゾーン
生命の歴史ゾーンでは、恐竜だけでなく他の古生物も見られます。
マンモスや巨大な亀が凄い!見ものですよ。
脊椎動物が出現して、陸上に進出して、新世代へ。
ちゃんと順番に見ると、理解が深まります。
古生物が暮らす大森林のジオラマが、これまたリアル。
今はいない動物の形って、なんか独特で面白いですね。
パンフレットからの抜粋です。
いや、じつに満足。
福井県立恐竜博物館の展示物、かなり面白いです。
何と言っても、動く恐竜が凄い!
骨の標本も、横に模型を置いてくれてたりして親切です。
恐竜が理解できる年齢の幼児から大人まで、家族で楽しめる博物館でした。
恐竜博物館内のレストランも楽しい!
お昼をまたいだので、博物館のレストランで食事しました。
恐竜を意識したメニューが面白かったです。
たとえば、子供たちが頼んだ恐竜バーガー。
何が恐竜かというと、パンが恐竜の足型なのです!笑
あと、うどんの上に恐竜型のノリが乗ってたりね!
福井県名物の料理もあって、楽しいレストランでした。
メニューはこんな感じで、ビミョーに高めです。
ご参考に、どうぞ。
席数がそんなに多くないので、行楽シーズンや連休なんかは混みそうです。
博物館の近くに広場もあるので、コンビニ弁当持参でピクニックもアリかもですね。
昆虫の森とティラノサウルス広場にも行ってみた
子供たちがもう少し遊びたいというので、体を動かすことに。
恐竜博物館の近くにある昆虫の森とティラノサウルス広場にも行ってみました。
昆虫の森
恐竜博物館のお隣、ディノパークには2つのアトラクションがあります。
- 歩いて周る実物大恐竜の住む森ディノパーク(約20分)
- カートで周る巨大昆虫冒険ツアー(約15分)
暑かったので、カートで周る巨大昆虫冒険ツアーに参加してみました。
料金は、3歳以上500円です。
専用カートに乗り込むと、社内アナウンスが流れ冒険ツアーが始まります。
ところどころに、巨大な昆虫が!
あぶない!カマキリだっ!
うぁ、こんどはハチが!逃げろ!
みたいな感じで、小さい子供が大はしゃぎするアトラクションですね。
わたし的には、カートに侵入してきた本物のバッタにビビってました。
小学生以上になると、ディノパークの方が楽しめるかも。
You Tubeに動画があったので載せておきます。
ディノパークは4歳以上600円でした。
ティラノサウルス広場
ティラノサウルス広場には、真ん中でケンカする巨大な恐竜の像と遊具があります。
ここも、子供たちは大はしゃぎで遊んでました。
なかなか難易度高めの遊具で、背が高いです。
上の方まで登った小さな子が、怖くて進めなくなって泣くレベル。
子供と一緒に遊んだら、大汗かきました。
どうして福井県に恐竜博物館?
せっかく恐竜博物館へ行くなら、少し予習をしていきましょう。
きっと、もっと有意義に過ごせますよ。
そもそも、なんで福井県に恐竜博物館があるのでしょうか?
じつは、日本では長いこと「恐竜の化石はない」と言われてきたそうです。
ところが、福井県で新種の恐竜が次々とみつかったのです。
- フクイラプトル・キタダニエンシス(2000年)
- フクイサウルス・テトリエンシス(2003年)
- フクイティタン・ニッポネンシス(2010年)
- コシサウルス・カツヤマ(2015年)
- フクイベナートル・パラドクサス(2016年)
きっかけは1982年。福井県鯖江市の少女が、化石をみつけました。
そして、なんと、その化石が恐竜の一部と判明します!
恐竜がみつかった手取層群と呼ばれる地層は、岐阜や石川、富山にも続いています。
その中で福井県が熱心に発掘や研究をしてきた結果、いまや恐竜王国福井になったのだとか。
日本でも恐竜の化石が出るとわかってからは、福井県以外でも続々とみつかってるそうです。
福井県立恐竜博物館の誕生
恐竜博物館の前進は、1984年に開館した福井県立博物館(福井市)です。
恐竜博物館は2000年7月に開館していて、福井県立博物館から自然科学に関する展示が移管されました。
開館後も、恐竜博物館は精力的に調査研究を実施しています。
黒川紀章さん設計の、壮大な建物。調査研究の成果。
こういったものが評価され、今や世界三大恐竜博物館のひとつに数えられるとか。
- ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ)
- 自貢恐竜博物館(中国)
- 福井県立恐竜博物館(日本)
建物も、見る価値ありですね。
これで、おとな720円は値打ちあると思います!
まとめ
福井県立恐竜博物館は、幼児から大人まで楽しめるおすすめスポットでした。
家族でいくのに、もってこいですね。
とくに、40体以上ある全身骨格が圧巻!動く恐竜がリアル!
子供が興味を持って学べる、いい施設です。
今回“どきどき恐竜発掘ランド”に行けなかったのが心残り・・・。
次回は、ぜったい行きたいと思います!
福井県立恐竜博物館に行ってみたいと思った方へ。
以下、概要です。
施設名 | 福井県立恐竜博物館 |
---|---|
所在地 | 福井県勝山市村岡町寺尾51-11(かつやま恐竜の森内) |
最寄駅 | えちぜん鉄道勝山永平寺線 勝山駅からバスで15分 |
定休日 | 第2・4水曜日(祝日の時は翌日が休館、夏休み期間は無休)、年末年始(12月29日から1月2日) |
ご予算 | おとな:720~2,000円ぐらい こども:260~1,500円ぐらい |
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